「広い玄関」「ガラスブロック」「ミッドセンチュリーの雰囲気」。
Y様が希望された3つのポイントを軸に、デザインを計画。
限られた工事範囲の中で理想の住まいをかたちにしました。
落ち着いたブラウンの木部と、自然素材に馴染む柔らかなグリーンのタイルが、まさにミッドセンチュリーらしいLDK。木部は、理想の色味に近づけるため、オイルを重ね塗りしてオリジナルの風合いに。床にはリノリウムを採用し、木材との組み合わせによって、温かみを保ちながらも洗練された印象に仕上げています。間取りは、基本的に既存を活かしながら、壁に囲まれていたキッチンを壁付けに変更。LDKに開放感をもたらすとともに、玄関を広く確保することを叶えました。
LDKと玄関をつなぐドアまわりは、住まいのシンボルともいえるこだわりの造作。「ガラスブロックをどこかに取り入れたい」というY様のアイデアをもとに、デザイナーが提案した思い入れの深いポイント。壁面にふんだんに取り入れたガラスブロックが光を通し、空間にほどよい抜け感を生み出しています。寝室や子ども部屋、水まわりなどは既存の配置を活かし、洗面台は廊下に新設。
カラーはスタンダードに、タイルの素材感でありきたりではなくさりげない個性が光るスペースとなりました。日々の使いやすさとデザイン性を両立させています。
部分リノベーションだからこそ、「こだわるところ」と「既存を活かすところ」のメリハリを大切にされていたY様ご夫婦。素材選びから色味の調整まで、アイデアを出し合いながら理想を実現した住まいです。