「リノベーション向きの中古マンションとはどのようなマンションだろう?」
このようにお考えの方もいらっしゃると思います。
マンションの場合、希望のリノベーションを叶えるには一軒家より大変です。
リノベーション向きの中古マンションを見つけたいですよね。
今回は、リノベーション向きの中古マンションの見分け方をご紹介します。
中古マンション全体の構造としては、梁と柱で建物を支える「ラーメン構造」と、壁そのものが建物を支える「壁構造」があります。
「ラーメン構造」は壁が変更しやすいので間取り変更のリノベーションに向いています。
一方で、「壁構造」は構造上重要な壁が多いので、間取り変更のリノベーションが難しいことがあります。
そのため、部屋を広くするなどの間取り変更のリノベーションは、マンション全体の構造が「ラーメン構造」のマンションで行うことをおすすめします。
部屋の配管スペースや柱・壁の位置を見ると、リノベーションに向いたマンションか見分けられます。
一般的には配管スペースが隅にある建物や、部屋の真ん中に柱や壁が少ない建物ほどリノベーションがしやすいと言われています。
柱や壁による制限の少ないマンションでも、構造上すべての柱や壁が重要になる場合は、間取りの変更が難しいこともあります。
そのため、詳細については、予めマンションの管理者・所有者や当社のようなリノベーション業者に確認してください。
定期的に防水工事や外壁塗装などの大規模な工事や、リフォーム・リノベーションをしている部屋が多いマンションは、比較的リノベーションがしやすいマンションと言えるかもしれません。
これらの工事の記録は、大規模修繕記録などで確認できるので、仲介業者等に確認をするとよいでしょう。
一般的に12年を周期に工事が行われるので、長く住んでいる近所の方に聞いてみるのもよいかもしれません。
今回は、リノベーション向きの中古マンションの見分け方を解説しました。
リノベーション前提でマンションを購入するなら、事前に構造や管理体制などチェックするとよいですね。
リノベーションをお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。
費用や品質だけでなく、アフターサービスも充実で満足のいくリノベーションを実現します。
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