中古戸建を選ぶポイントとは~住宅ローンの組めない物件~

2019/6/8(sat)

中古物件の中には基本的に住宅ローン融資を受けられないものや融資限度額が低く設定されることになるものなんかがある場合も。

おそらく大半の方が住宅ローンを利用した上で中古物件を買ってリノベーションをされると思います。

そのため、購入したいと思っている物件が住宅ローンが組めるのかどうか注意が必要です。

 

 

以下の3つの条件のついている物件では、銀行によっては融資を受けることができる場合もあります。そして、販売価格が比較的安いという傾向があるので、コスト的に魅力的ではありますがデメリットがある点も。

理解した上で購入されることをおすすめする条件3つをお伝えしますね。

 

1、「再建築不可」物件

再建築不可物件とはその名の通り、再建築することが不可能な物件となります。

建物を建てるための土地は幅4m以上の道路に敷地の2m以上が接している必要があると建築基準法にて定められているのですが、その接道条件を満たしていない土地には、新たに建物を建築することができません。

中古を買ってリノベーションの場合、リノベーションをして新居にするということでは全く問題がありませんが分には問題ありませんが、もし火事で全焼なんていう事態になっても、家を新築することができないリスクがある点は要注意。

 

2、「要セットバック」物件

敷地に接する道路の幅は4m以上であることが望まれるため4m未満の物件では、、4m以上の道路幅を確保できるよう、建物を建てられる範囲が制限されることになり、これを「セットバック」といいます。

将来的に建て替えなどの際には要セットバックの部分を確保して新築しなければならず、現状と同等の大きさの建物が建たない可能席があります。

 

3、「建ぺい率・容積率」オーバー物件

建物には敷地面積に対する建築面積の割合を表す「建ぺい率」と敷地面積に対する延床面積の割合を表す「容積率」があって、物件の立っている地域ごとに上限が定められています。

これをオーバーして建築している物件では、オーバーしている割合やエリアにもよりますが住宅ローンが使えない場合が多いです。

 

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「この物件条件がすごく良いのに安い!」と目をとめた物件をよくみてみると上記3つのうちのどれかが条件についているなんてこともしばしば。

価格面のメリットとそのほかのデメリットを理解した上で購入されるかどうか決めていくのがより満足度の高い住宅購入になると思います。

わからないことや不明なことはお気軽にスクールバスまでお問い合わせくださいね。

 

SCHOOL BUS(スクールバス空間設計株式会社)米田

 

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